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AGA治療薬の種類とは?薄毛治療薬の選び方と副作用について解説

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早ければ10代、その後加齢と共に増える傾向にあるAGA。男性型脱毛症と言われる薄毛の症状ですが、実際に自分が発症したら何をすれば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか?

この記事では、AGAとは何か?という基本的な情報を始め、治療に用いる薬や選び方、効果と副作用を解説します。

最近抜け毛が気になり始めたりしている方に役立つ情報を集めているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること!

AGAとは?

AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、男性型脱毛症と呼ばれる通り男性に多く見られる脱毛症です。

進行性の脱毛症であり、生え際やつむじ周辺が薄毛になることが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響で起こると考えられています。

男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼが結合してできるジヒドロテストステロンと呼ばれる悪性のホルモンが毛包に悪影響を及ぼし、毛の成長が不十分なまま抜け落ちてしまうというヘアサイクルを作り出します。

毛が長く育たずすぐに抜けてしまうため、結果的に薄毛が進行するのです。

AGA治療薬の種類と特徴

AGA治療は、症状に応じて処方される薬が異なります。一般的に内服薬から始めて、外用薬や注入治療を組み合わせて治療していきます。

ここでは、タイプ別に使われる治療薬を種類ごとにご紹介します。それぞれどのような効果が期待できる薬剤なのかを把握しておきましょう。

抜け毛を防止する薬

抜け毛を防止する効果が期待できる内服薬の主な種類は、プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)です。

プロペシア(フィナステリド)
AGAの原因となる男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の生成を抑制する効果があります。これにより脱毛の進行を防ぎ、発毛を促進します。使用から6か月〜1年ほどで効果が現れることが多く、特にAGAの進行抑制に有効です。

ザガーロ(デュタステリド)
デュタステリドもDHTの生成を抑える働きがあり、フィナステリドよりも強力とされています。より広範囲のDHT生成を阻害するため、フィナステリドで効果が見られない場合の治療薬として使用されることが多いです。

どちらも内服薬として処方され、長期的な服用によってAGAの進行を妨げる効果が望めます。

発毛を促進する薬

ミノキシジルは、血管を拡張し頭皮への血流を促進することで毛根に栄養が行き渡りやすくなり、発毛を促進します。日本国内では唯一、ミノキシジルが認可されている発毛成分です。外用薬は濃度が1%や5%などあり症状に応じて処方されます。

一般的に、使い始めてから3〜6か月ほどで効果が感じられることが多いです。

AGA治療薬の効果は個人差が大きく、効果が見られるまでの期間やその程度は人によって異なります。内服薬・外用薬ともに効果を維持するためには継続使用が必要です。

 

AGA治療薬を選ぶときの大切な3つのポイント

AGA治療薬の選び方は、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。それぞれ詳しく解説します。

どんな症状を改善したいか

AGA治療薬は、何を選んでも良いというわけではなく、症状に合わせて薬を使い分ける必要があります。

  • 将来薄毛にならないように予防したい
  • 薄毛が気になりだしたので、これ以上進まないようにしたい
  • 抜け毛がひどく、これ以上抜けないようにしたい
  • すぐに発毛を促してなるべく早く治療したい

クリニックでは、カウンセリングの上一人ひとりに合った薬を処方してくれるので、まずはカウンセリングで相談してみるのもおすすめです

経済的に続けやすいか

投薬治療にかかる費用についても良く考えましょう。費用を考える時は始めの1ヶ月間だけではなく半年~1年程度の合計金額を算出しましょう。

AGA治療は短期間で完了するというものではありません。長期間にわたって投薬を続けることで効果が出始め、やめてしまえば再びAGAの進行は始まってしまうのです。

長期間継続できる価格帯の薬を選ばないと、後々経済的な負担が大きくのしかかります。AGA治療薬は、長期継続を前提として費用を確認するようにしてください。

病院で処方されたものか

AGAの治療薬はネットで購入できる場合がありますが、病院で処方されたものを服用することをおすすめします。薬によってはアレルギーがあったり、持病・体質によっては副作用が強く出たり、他に服用している薬がある場合は一緒に飲めなかったりと、自分では判断できないことが起こりえます。

病院ではまず医師の診断を受け、薄毛の状態、体の状況を確認したのち必要な量を処方をしてくれます。また万が一副作用が出た場合に相談できるのも強みです。

ネットで購入するものが安価だとしても、購入にはお気を付けください。

AGA治療薬の副作用を薬別に解説

AGA治療薬には、それぞれ副作用があります。

副作用は必ず生じるものではありませんが、人によっては強く出てしまうこともあるので、事前に確認しておくことが大切です。もし副作用によって不調が続いたり、耐えられないと感じた場合には服用を中止して医師に相談するようにしてください。

プロペシア(フィナステリド)

プロペシア(フィナステリド)の副作用では、肝機能障害や男性機能の異常といったものが挙げられます。

臨床実験では、被験者の1.1%に性欲減退、0.7%に勃起不全の症状がありました。またプロペシア錠の使用成績調査では0.2%に性欲減退、同じく0.2%に肝機能障害が見られるという結果もあります。

その他、倦怠感や気力の低下、アレルギー症状、食欲不振、吐き気なども稀に起こりますが、いずれも発生頻度は1%未満の副作用です。

また、プロペシア(フィナステリド)を服用した場合、初期脱毛が起こることがあります。服用開始1~3か月の間に薄毛の進行が目立つ場合、プロペシア(フィナステリド)の好転反応である可能性を考えましょう。

初期脱毛は、弱った毛根が頭皮の表面へ押し出されることで起こる症状。初期脱毛が起こるのは、毛根で毛母細胞が働きを取り戻し、分裂と増殖を繰り返している証拠なのです

ザガーロ(デュタステリド)

ザガーロ(デュタステリド)の副作用では、プロペシア(フィナステリド)と同様に肝機能障害や男性機能の異常などが主に挙げられます。

臨床実験では、被験者の4.3%に勃起不全、3.9%に性欲減退、1.3%に精液量の減少が見られ、プロペシアよりやや発症頻度が高いことがわかります。

また、ザガーロ(デュタステリド)は男性ホルモンの分泌量を小さくする働きのある薬であるため、身体全体の毛が薄くなる可能性もあります

ただし、ザガーロ(デュタステリド)によって全身の脱毛症が起こる頻度は症例としてごく少数であり、過度に心配する必要はありません。

ミノキシジル

ミノキシジルの副作用として多いのは、皮膚症状や血圧変動です。

頭皮の痒みや赤みなど皮膚のアレルギー症状が見られることが多く、場合によっては中断することもあります。

また、ミノキシジルの血流促進によって血圧が大きく変動する場合があるので注意。心臓が過剰に血液を供給しようとするため、身体に何らかの異常が現れることがあります。

体調不良などを感じた場合は、服用を中断しましょう。

その他、初期脱毛、肝機能障害、多毛症、むくみ、立ちくらみ、心疾患などの副作用が起こることもありますが、いずれも軽度または低頻度の症状です。

ただし、基礎疾患や体質によって副作用が大きくなってしまう可能性もあるので、服用後は体調に気を配ってください。

AGA治療薬にかかる費用相場

AGA治療は自由診療であるため保険適用がなく、費用はクリニックごとに異なります。治療を始める前に、必ず複数のクリニックを比較するようにしましょう。

平均的な費用を表にしてまとめました。

進行度

未発症~

軽度~

~重度

求める効果

維持、予防

発毛

発毛

半永久的な発毛

平均的な費用

5,000円/月

60,000円/年

10,000円/月

130,000円/年

30,000~50,000円/回

650,000円~2,000,000円/回

治療内容

内服薬

1種

内服薬+外用薬

1~2種

注入治療

自毛植毛

AGA治療は、進行度や治療内容によって金額が変わります。

出費を抑えたい方こそ、早期に対策を打つことが大切早めの治療であるほど、月々や回数ごとの金銭的負担も軽くなります。また、薬価が低いジェネリック医薬品を選ぶのも、費用負担を小さくするために有用です

自毛植毛の場合は発毛組織ごと移植することで長期的な発毛効果が期待できるため、重度のAGAを何とかしたいという方は自毛植毛を受けるのもおすすめです

自由診療治療につきましては健康保険などの公的医療保険が全く使えないため、治療費が高くなります。
また一部の自由診療については医療費控除の対象となる診療もございますがAGA治療においては容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的要素が強いため医療費控除の対象外になります。

参考:確定申告の基礎知識(freee医療費控除ヘルプ)より

AGA治療クリニックの選び方は?

AGA治療薬は、専門のクリニックで処方してもらうことが大前提。副作用やその他の不調などが起きた場合、早期に相談、対処をしてもらえるためですそれぞれ詳しく解説します。

薄毛治療の実績と症例数

AGA治療を提供しているクリニックは、それぞれ診療方針や治療方法が異なります。

内容や実績を踏まえて、信頼できる、自分に合ったクリニックであるかどうかを良く考えましょう。

公式サイトで実際の症例の写真が載っていたり、過去の実績データを公開しているクリニックは多くありますのでぜひ見てみてください。

また、院長を始めとする医師が過去にAGA治療にどのように関わってきたのかなどもチェックするべきポイントです。医師の治療実績や研究実績などを確認し、信頼できるクリニックを選びましょう。

AGA治療にかかる費用

AGA治療は自由診療であるため、クリニックごとにかかる費用が異なります。継続する必要のあるAGA治療において、費用は重要なチェックポイントです。

月額料金、初診料、再診料、返金制度などを事前に確認、比較して、お財布に優しいクリニックを選びましょう。

AGA専門クリニックの場合、初診や再診料を無料にしていることも多いので、ぜひ調べてみてください。

また、返金保証が用意されているクリニックもあります万が一満足のいく効果が得られなくても、返金保証でお金が返ってくるのであれば思い切って治療を始められます。

クリニックごとに、費用や保証制度を比較してみましょう。

オンライン診療に対応しているか

オンライン診療はPCやスマホで手軽に診療を受けられ、処方薬は自宅に届けてくれ、手間がかからないということで人気です。

クリニックによっては、オンライン専門で価格を抑えていたり、外来よりオンラインの方が低価格で設定されていたりする場合もあるので要チェック。また、交通費を節約できるのもポイントです。

 

まとめ

年齢を問わず、多くの方を悩ませているAGA。

薬を選ぶときは、現状の悩み、体質、服用中の薬、費用などを確認し、継続できるかをチェックしましょう。

また、AGA治療薬にはそれぞれ副作用があります。必ず起こるものではありませんが、肝機能障害や男性機能の異常などが見られる場合があるので注意してください。

AGAは、遺伝や男性ホルモンの影響で誰にでも起こりうるものです。薄毛や抜け毛が気になり始めたら、早めに対策を打って進行を予防しましょう。

この記事を書いた人

薄毛に悩む方に向けて、おすすめのクリニック紹介やAGAに関する話題をお届けしています。
AGAで気になる疑問や知識などの情報を医師の監修の元、編集部独自の視点で執筆、編集をしています。
薄毛、AGAに悩む方に少しでもお役に立つことができるサイト運営を目指しています。

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