【医師監修】つむじはげ・頭頂部の薄毛の原因は？効果的な6つの薄毛対策も紹介

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「最近、頭頂部の毛が薄くなってきた」「頭頂部の抜け毛を止めたい」と、つむじ周りの薄毛に悩んではいませんか。
頭頂部の薄毛は何も対策をせずにいると、どんどん薄くなってしまいますので早めの対策が大切です。

本記事ではつむじや頭頂部が薄くなる原因、つむじはげの見分け方、薄毛対策を紹介しています。
ぜひ最後までご覧いただき、つむじ周りの薄毛がひどくならないように対策をしていきましょう。

この記事でわかること！

つむじはげを見分ける3つのポイント

つむじ・頭頂部の薄毛は「AGA（男性型脱毛症）」の典型的な特徴です。AGAは早期治療が大切な脱毛症です。AGAの目安となるポイントを3つ紹介します。薄毛や抜け毛がひどくなる前に自己チェックして、早めに対策していきましょう。

つむじが大きく、透けて見える

鏡を2枚使って、つむじの大きさを確認してみてください。つむじは元々頭皮が少し見える部位ですが、明らかに頭皮が透けて見える範囲が広くなっている場合は要注意です。

毛が細い、柔らかい

つむじ周りの毛が、細く、柔らかくなってきた場合は、頭頂部の薄毛が進行し始めているサインです。正常な髪のヘアサイクルは約2〜6年です。しかしヘアサイクルが乱れ、髪が成長する前に抜けてしまうと、薄毛や軟毛化につながります。髪が細く、髪の毛のボリュームが以前に比べ減っていると感じたら注意が必要です。

毛根に丸みがない

抜けた毛の毛根をチェックしてみてください。毛根が丸く白っぽく、マッチ棒のような形になっていれば正常な抜け毛です。しかし、もし以下のような状態なら頭頂部の薄毛が始まっているかも知れません。

・毛根が丸くない
・毛根が細い
・毛根がギザギザ
・毛根が尖っている
・毛根が黒い

抜けた毛の毛根に上記のような毛が増えた場合は、成長段階に何らかのトラブルがあり抜けてしまった毛です。

つむじはげになる主な4つの原因

薄毛や抜け毛の原因を理解すれば、対策もしやすくなります。ここからは主な原因を4つ、順番に解説していきます。

生活習慣の乱れ

頭頂部の薄毛には「栄養不足、睡眠不足・運動不足」など生活習慣の乱れが関係しています。毎日コンビニ弁当や外食を続けていると栄養不足になります。特に「タンパク質・ビタミン・亜鉛」など髪の成長に必要な栄養素が不足すると薄毛や抜け毛になりやすいので意識したいものです。

さらに、運動不足になると血行不良となり頭皮にまで栄養が届かなくなるため気をつけてください。生活習慣の乱れは、つむじ周りの薄毛の原因につながります。毎日「しっかり食べる・寝る・運動する」を心がけて過ごすようにしましょう。

ストレス

ストレスを強く受けると自律神経やホルモンバランスの乱れにつながります。特に20〜30代の若い世代の頭頂部の薄毛は、ストレスが原因の可能性が高いです。

自律神経が乱れると、血行不良になり頭皮にまで栄養が届かなくなります。血行不良はヘアサイクルに影響を与えるため注意が必要です。また、ストレスは脳の機能の低下をおこし、ホルモンバランスにも影響を与えます。
ストレスを溜めないよう、自分なりの発散方法を見つけていきましょう。

喫煙や飲酒

タバコは血行不良を起こし、アルコールは髪の毛の生成に必要な「亜鉛」不足を招きます。

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ血行が悪くなります。血行不良は頭皮に栄養分が十分に行き届かなくなるため、過度の喫煙は控えるようにしましょう。

飲酒は体内でアルコールを分解するためにたくさんの「亜鉛」を使います。亜鉛は、髪の毛の主成分であるケラチンの生成に必要なため、育毛に必要不可欠な成分です。過度の飲酒は亜鉛不足になるため注意が必要です。

「飲酒や喫煙」でストレス発散をする方がいます。しかし、頭頂部の薄毛につながる可能性があるため気をつけましょう。喫煙量や飲酒量を減らしたり、ほかの趣味を探したりしてみましょう。

誤ったヘアケア

頭皮をきれいに洗うためのシャンプーは、間違った使い方をすると頭皮に負担がかかり薄毛の原因となります。汚れを取るために何度も洗いすぎたり、洗浄力の高いシャンプーを使ったりするのは逆効果です。必要以上に皮脂を落としてしまい、頭皮環境が悪化するため注意しなければなりません。正しいシャンプー方法で頭皮環境を整え、薄毛になりにくい頭皮にしていきましょう。

 

つむじはげに効果的な6つの対策

頭頂部が薄毛になる原因について解説してきました。ここからはつむじはげの予防方法を解説します。

生活習慣を整える

頭頂部の薄毛対策は、生活習慣を整えることが大切です。具体的には以下の点に気をつけましょう。

良質な睡眠を十分にとる

寝る前のスマホは脳が興奮して眠れなくなります。ブルーライトにあたると良質な睡眠がとれません。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が抑制され髪の成長にも関係してきます。また寝る直前のお風呂・食事も睡眠の質の低下につながるためやめましょう。

適度に運動する

適度な運動は、筋肉量が増え血流を促します。血流が改善されると頭皮に栄養が行き届き薄毛対策に効果的です。

飲酒や喫煙を減らす

ストレスにならない程度に減らして、適度に楽しみましょう。

バランスの良い食事を摂る

食事やサプリで薄毛に効果のある栄養分をしっかり摂りましょう。髪の成長には多くの栄養素が必要です。栄養不足が続くと髪は弱くなり、抜け毛のリスクが高まります。

以下は髪の健康に欠かせない栄養素と、多く含まれる食べ物の例です。

頭皮マッサージをする

頭皮をマッサージすると、血行が改善され薄毛や抜け毛予防に効果的です。いつでもどこでもスキマ時間でできる、簡単マッサージの方法を2つ紹介します。

【頭全体のマッサージ】

【百会のツボマッサージ】

ストレス対策をする

ストレスは血行不良を起こし頭皮の栄養不足や、ホルモンバランス、自律神経の乱れを招きます。

ストレスは「極度の緊張状態・過度の運動・仕事のノルマ・人間関係」などさまざまな理由で感じます。その中でも特に多い原因は人間関係ではないでしょうか。

しかし、生活をしていくうえで学校や職場での人付き合いは避けられません。別の方法でストレスを発散するよりほかはないです。何か没頭できる趣味を見つけて、上手にストレスを溜めないようにしていきましょう。

育毛剤を使う

育毛成分や頭皮ケア成分が含まれた育毛剤を使えば、薄毛や抜け毛の予防効果が期待できます。育毛剤は必ず使用方法を確認したうえで、シャンプーの後など、頭皮が清潔な状態の時に使用してください。

継続して使う必要があるため、香りや使いやすさなど、使い心地がいいものを選びましょう。アルコールや防腐剤など合成添加物の配合が少ないものを選べば、頭皮への負担も少なくおすすめです。

【おすすめの育毛剤の成分】

育毛剤を選ぶときは、上記の成分が入っているものを選んでみてください。

 

専門のクリニックで治療する

栄養不足や睡眠不足などが原因で、薄毛や抜け毛になっている場合は、生活習慣をば治まる場合もあります。しかし、薄毛や抜け毛は、さまざまな原因が重なりおこるため、自分だけでは原因を追求するのは難しいものです。

適切な治療をするために、一度皮膚科やAGA専門クリニックなどの医療機関で相談してみましょう。AGAは早めの投薬治療で、効果的な薄毛治療が期待できます。

つむじ・頭頂部の薄毛のよくある質問

つむじはげや頭頂部の薄毛に関するよくある質問をまとめてご紹介します。

薄毛は遺伝の影響が大きい？

つむじはげ、特にAGA（男性型脱毛症）は遺伝的な要因が大きく関与しています。AGAは男性ホルモンの変化に影響されやすく、遺伝により家族で同じような薄毛の症状が現れる傾向があります。特に、母親側の家系からの影響が強いとされています。

つむじ・頭頂部の薄毛を隠す方法は？

つむじや頭頂部の薄毛を隠すにはいくつかの方法があります。

まず、髪型を工夫することで、薄毛部分を目立ちにくくすることが可能です。例えば、分け目を変えたり、頭頂部にボリュームを出すスタイリングでカバーすることができます。

スタイリング剤やヘアファイバー、増毛スプレーを使って髪にボリューム感を出すのも一つの方法です。また、ウィッグやカツラを利用することで、薄毛を隠しながら自然な見た目を保つことも可能です。いずれの方法も、自分に合ったものを見つけることが大切です。

つむじはげは自然に治る？

生活習慣の改善で、薄毛の進行を防ぐことはできますが、つむじはげが自然に治ることは難しいと言えます。特にAGAが原因の場合、放置すると進行してしまう可能性が高いため、早めの対策が重要です。

AGA専門のクリニックでは、薄毛に関するあらゆる相談ができます。「つむじが大きくなったように感じる」「将来的に予防しておきたい」「すぐに対策をしたい」など、希望と予算に応じてどのような治療方法があるか、一度聞いてみると良いでしょう。ほとんどのクリニックでは無料カウンセリングを行っていますのでまずは気軽に相談してみましょう。

まとめ

つむじ・頭頂部が薄毛になる原因や対策方法について解説してきました。薄毛を防ぐには日々の生活習慣を見直すと良いでしょう。すでに薄毛の治療が必要な脱毛症の場合、早めに対応すれば進行が抑えられます。

抜け毛や薄毛が気になり始めたら、まずはできることから対策を始めてください。10年後20年後も今と同じ若々しいヘアスタイルを維持していきましょう。