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【医師監修】前頭部はげの症状や特徴について解説|効果的な7つの対策も紹介

前頭部の薄毛や脱毛は、色々な原因から起こる症状です。

加齢や髪型、脱毛症が関連しており、それぞれに合わせた対策が必要になってきます。

この記事では、前頭部ハゲの症状、判断基準、なりやすい人の特徴、対策をお伝えしつつ、よくある質問にもお答えします。

前頭部のハゲに不安がある方や、既に薄毛が始まっている方にも役立つ情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

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自由診療治療につきましては健康保険などの公的医療保険が全く使えないため、治療費が高くなります。
また一部の自由診療については医療費控除の対象となる診療もございますがAGA治療においては容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的要素が強いため医療費控除の対象外になります。

参考:確定申告の基礎知識(freee医療費控除ヘルプ)より

この記事の監修者

青山メディカルクリニック
院長 松澤 宗範

URL:https://amclinic.tokyo/

■診療科:再生医療、形成外科、美容外科、美容皮膚科

■経歴
2014年 近畿大学医学部 卒業
2014年 慶應義塾大学病院初期研修
2016年 慶應義塾大学病院形成外科入局
2016年 佐野厚生総合病院形成外科
2017年 横浜市立市民病院形成外科
2018年 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科
2019年 銀座美容外科クリニック 新宿院院長
2020年 青山メディカルクリニック院長

■資格・所属学会
・国際抗老化再生医療学会
・日本抗加齢医学会
・日本形成外科学会
・日本性機能学会
・日本アンチエイジング外科学会
・日本細胞外小胞学会​
・日本がん免疫学会
・日本免疫治療学会
・日本NKT細胞標的治療研究会​
・点滴療法研究会
・遅延型フードアレルギーと過敏症研究会
・日本コロイドヨード研究会
・日本医学脱毛学会

この記事でわかること!

【要チェック】前頭部はげの症状や判断基準

まずは、前頭部ハゲの症状や判断基準について説明します。

日常の中でチェックできる内容なので、セルフチェックに役立ててください。

髪の太さ:細く弱々しい

前頭部の髪の太さが、以前に比べて細く弱々しい状態になっていたら要注意。薄毛が始まっている可能性が高いです。

AGAを含む脱毛症が起きている場合、髪や頭皮に栄養がきちんと行き届いておらず、髪が弱る傾向があります。

鏡で前頭部を見てみたり、抜け毛をよく見てみてください。

もしも以前より明らかに細い毛が増えていたら、薄毛が始まっているかもしれません。

髪の質感:やわらかくセットしづらい

髪が細く弱々しくなると、芯のない状態になってしまうためヘアセットがしづらくなります。

日常的にワックスやスプレーなどの整髪料を使ってヘアセットをおこなっている方にとっては、感じやすい変化の1つです。

アセットがそもそも上手くいかない、または短時間で崩れてしまう場合も薄毛の進行が疑われます

ただし、髪が乾燥しがちな冬場にもヘアセットが崩れやすくなることがあるので、判断が難しい判断基準です。

髪の細さと合わせてチェックしてみてください。

抜け毛の量:以前より増えた

日常生活の中で、抜け毛の量が明らかに増えている場合も要注意です。

寝起きの枕、シャンプー中の手、ドライヤー後の床などをチェックしてみましょう。

健康的な人でも、ヘアサイクルの中で抜け毛はあるものですが、1日に100本以内ですが、何かしらの異常が起きている場合は1日の抜け毛の量が100本を超え、150本や200本ほど抜けてしまうことがあります。

注意点としては、夏から秋にかけては一時的に抜け毛が増える時期でもあるため一概にハゲとも言えないことです。

排水溝の詰まりなども見つつ、抜け毛の量が目に見えて増えている場合は注意しましょう。

おでこの広さ:以前より広くなった

もともとおでこが広い方であっても、以前より生え際が後退しているなと感じたら前頭部のハゲが進行していると考えられます。

一般的には、眉毛から生え際までに指4本分の広さがあると要注意。医学的に明確なラインは設けられていないものの、目安として覚えておきましょう。

また、おでこの広さは徐々に広がっていくため、毎日鏡を見ていても気づきにくいのが現実です。

以前の写真などと見比べるようにするとわかりやすいので、スマホなどの写真と鏡に映った自分を見比べてチェックしてみてください。

頭皮環境:フケやかゆみが出る

頭皮環境について、フケや痒みが出ていないか確認してみてください。

頭皮の痒みや赤みがある場合は炎症が起きていることが多く、異常が毛穴に起こると毛が抜けてしまうため、広範囲に炎症が及ぶと薄毛が進行する原因となってしまいます。

また、フケが増えたと感じる場合にも頭皮環境の悪化しているかもしれません。

フケの正体は、頭皮の角質が剥がれ落ちたもの。頭皮が乾燥しているときに増えてしまいます。

フケが出るほど乾燥した状態の頭皮は些細な刺激で傷つき、炎症が起きやすい危険な状態です。

炎症が起こることで痒みや赤みも増え、抜け毛や薄毛に繋がってしまいます。

頭皮環境が悪化している可能性がある場合、早めに改善するようにしましょう。

 

前頭部はげになる人の3つの特徴

前頭部ハゲになりやすい方の特徴は、AGA(男性型脱毛症)である、ストレスや生活習慣の乱れがある、頭皮環境が悪化しているという3つ。

1つでも当てはまる特徴があれば、前頭部ハゲが進行しやすいため対策が必要です。

AGA(男性型脱毛症)である

AGA(男性型脱毛症)を発症している場合、前頭部に脱毛症状が現れることがあります。

AGA(男性型脱毛症)とは、悪性の男性ホルモンによって起こる脱毛症であり、発症者は男性が多いものの女性にも発症することがある病気です

AGA(男性型脱毛症)は、一部の男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素によって生成されるジヒドロテストステロンが毛母細胞の分裂を阻害し、毛が成長しにくくなることで脱毛や薄毛が起こります。

男性の場合5αリダクターゼは頭頂部と前頭部に多く存在するため、AGA(男性型脱毛症)を発症するとこの2か所に脱毛症状が現れやすいのです。

ストレスや生活習慣の乱れがある

ストレスをため込んでいたり、生活習慣が乱れているときにも前頭部のハゲが起こる事があります

ストレスを溜め込むと、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、自己免疫疾患などを引き起こすことがあるため、仕事やプライベートでストレスを抱えている方は要注意。

ストレスの影響で自律神経が乱れ、交感神経優位の状態が続くと血管が収縮し、栄養や酸素が髪や頭皮に回り切らなくなります。

また、睡眠不足にも繋がるため成長ホルモンが分泌されなくなり、髪が成長しにくくなってしまうのです。

また、育毛に欠かせないホルモンであるエストロゲンが減少することもハゲの進行に関わります。

強くハリコシのある髪にはエストロゲンの働きが不可欠であるため、ストレスによってホルモンバランスが崩れることは薄毛や抜け毛に繋がるのです。

更に、ストレスを抱えている状態では自己免疫疾患が起きやすいとも言われています。

自己免疫疾患による脱毛は円形脱毛症と呼ばれ、不明なことが多い病気ではありますが、ストレスとの関連性があると考えられています。

生活習慣の乱れとストレスは密接な関係にあり、生活習慣が乱れれば心身へストレスが蓄積するため注意が必要です。

頭皮環境が悪化している

頭皮環境が悪化していると、薄毛や抜け毛は進行しやすくなります

頭皮環境とは文字通り頭皮の環境のことですが、乾燥しすぎ、不潔、余分な皮脂がある、毛穴汚れがある、血行不良を起こしているなどが悪い頭皮環境の例です。

頭皮環境が悪化すると、髪の生え変わりのサイクル「ヘアサイクル」が乱れ、髪が伸びにくくなったり抜けやすくなったりしてしまいます。

栄養不足や血行不良によって髪が細く弱々しくなってしまい、成長期が極端に短くなると育ち切らないうちに抜け落ちます。

そうした異常なヘアサイクルを繰り返すことで徐々に薄毛になっていき、前頭部や頭部全体のボリュームダウンなどが起こってしまうのです。

 

前頭部はげだと感じたら|早期にできる7つの対策

前頭部ハゲに気づいたり不安を感じたりしたら、早期に始められる対策があります

ここでは、7つの前頭部ハゲ対策をご紹介。

できそうなものから始めてみましょう。

ストレスを定期的に発散する

過度なストレスを抱え続けていると、心身ともに大きな負荷がかかってしまいます。薄毛以外にも心や体に不調を招くことがあるため、定期的に発散する習慣をつけておきましょう。

疲れを感じたらきちんと休む時間を作ったり、軽い運動をしたり、趣味の時間を作ったりして、ストレス発散をこまめにおこなってください。

適度な運動を行う

髪を健康に保つには、十分な栄養とそれらを運びきる血流が欠かせません。

血流の良し悪しによって、頭皮や髪の健康状態は大きく変わることを覚えておいてください。

血流の改善のためには、適度な運動をおこなうのが特に効果的です。筋肉を動かし毛細血管の働きを促進させましょう。

とは言え、毎日激しい運動をする気力や体力、時間はなかなか確保できません。

寝る前に血流改善に効果的なストレッチをしたり、首周りのストレッチをこまめにおこなったり、一日の歩く距離を1駅分増やしたり、できる範囲で運動量を増やすことが大切です

食事や睡眠を見直す

食事や睡眠は、髪を気遣うときに欠かせないポイントです。

食事は栄養をバランスよく摂取しつつ、髪に良いとされる栄養素を積極的に取り入れましょう。

以下の表を参考に、日々の食事を見直してみてください。

栄養素

主な食材

タンパク質

肉類、魚類、卵、豆類、乳製品

ビタミン

野菜、果物、豚肉、レバー、大豆

亜鉛

レバー、魚介類、煮干し、パルメザンチーズ

アミノ酸

魚類、鰹節、ごま

ちなみに、アルコールは分解時に一部の栄養素を消費してしまうため、極力控えるのがおすすめです。

また、睡眠についても一度見直してみてください。

睡眠時には髪の成長に必要な成長ホルモンが巡るため、まとまった睡眠時間を確保しつつ、質の良い睡眠をとることが大切です。

7時間程度の睡眠時間を確保し、更に自分に合った寝具を買うなどして睡眠を改善しましょう。

育毛剤や発毛剤を使ってみる

育毛剤や発毛剤には頭皮環境を整える効果が期待できるため、試してみるのもおすすめです。

生活習慣の見直しなどの対策に加え、育毛剤や発毛剤を習慣化することでより頭皮環境の改善がしやすくなります。

頭皮を清潔に保ち、元気な髪が生えるようにサポートしてくれる薬剤は薄毛対策に効果的です

ドラッグストアや通販で買える商品や、安価なものもあるのでチェックしてみてください。

ヘアケア用品を見直す

ヘアケア用品が、髪や頭皮に合っていないといくら努力しても頭皮環境が改善されません。

自分の体質、肌質、好みに合わせたものを使うようにしましょう。

以下のような成分が含まれるシャンプーなどを選ぶと頭皮環境の改善に役立ちますよ。

成分

期待できる効果

グリチルリチン酸2K

肌荒れ防止

炎症防止

アラントイン

ピロクトンオラミン

フケ防止

痒みの抑制

ミコナゾール硝酸塩

ヒアルロン酸

肌の保湿

センブリエキス

頭皮の血行促進、細胞分裂の活性化

海藻エキス

頭皮への潤い補充

ビタミンE

頭皮の血行促進、脂質の抗酸化作用

加水分解シルク

タンパク質を補う

ポリクオタニウム

ヒアルロン酸の約2倍の保湿

また、1日に2回以上シャンプーを使って洗髪したり、爪を立てて洗ったりしている場合も要注意。頭皮が傷ついてしまったり、必要な皮脂まで失っているかもしれません。

自分に合ったヘアケア用品で、頭皮に優しいケアを心がけましょう。

頭皮マッサージを取り入れる

頭皮マッサージを習慣化することで、頭皮を柔らかく保ちつつ血流を改善する効果が期待できます

頭皮マッサージをすることで、血行促進、毛穴詰まりの払拭、リラックス効果などが期待できるため、毎日少しでも良いので取り入れるようにしてみてください

シャンプーのついでにやるなど、入浴前後に取り入れるのがおすすめです。

頭皮マッサージといってもプロのように本格的なものではなくてOKです。

以下の手順に沿って、頭皮マッサージをしてみてください。

  1. 生え際から頭頂部にむかって、指の腹でほぐしていきます。おでこを持ち上げるイメージでグッと上げ、5秒キープ。指を元の場所に戻して1セットです。これを5回ほど繰り返しましょう。
  2. 側頭部を指の腹で円を描くようにほぐします。親指以外の4本で2~3回円を描きましょう。
  3. 両手で頭全体を包み、頭頂部から後頭部にかけてグッグッと圧していきます。2~3回繰り返しましょう。
  4. 親指以外の4本で、頭頂部にある百会のツボを10回ほど圧します。耳の付け根から頭頂部を通る線と、鼻から頭頂部へ向かう線が交差するところが百会のツボです。

AGA治療を受ける

AGA治療を受けられるクリニックでは、その他の脱毛症についても知見のある医師が在籍している場合が多いため、一人で悩まず相談するのがおすすめです。

AGA(男性型脱毛症)ではなくても、前頭部の薄毛が気になるのであれば専門機関で相談してみてください。

原因や治療法などについて、きちんと回答やサポートを受けられます。

AGA治療では主に投薬がおこなわれますが、他の脱毛症であった場合などはその都度症状に合わせた治療をおこないます。

前頭部ハゲはAGA専門クリニックや皮膚科で相談できるので、近場のクリニックを探してみてください。

 

前頭部はげに悩んだら!まずは医師へ相談

前頭部のハゲが気になり出したら、悩むより先に医師へ相談しに行きましょう。

脱毛症には様々なものがありますが、どれも放置していて良いことはありません。

早期治療であればあるほど、治療しやすくコストも抑えられます。

前頭部ハゲは特に自分で気づきやすく悩みやすい症状であるため、悩んでしまう方も多いですが、早めにクリニックを受診してくださいね。

 

 

まとめ

鏡を見てふと気になるなど、自分で気づきやすく悩んでしまいがちな前頭部のハゲ。

不安を感じたら、まずは髪の太さ、髪質、抜け毛の量、おでこの広さ、頭皮環境を順にチェックしてみてください。

1つでも当てはまるものがあれば、薄毛や脱毛が進行している可能性がたかいため、すぐに対策をはじめるのがおすすめです。

自分でできる対策としては、生活習慣の改善やヘアケア用品の見直しが挙げられます。加えて、クリニックの受診も検討しましょう。

薄毛や脱毛症は、基本的に放置していれば進行して悪化します。

早期治療であれば治療しやすく、コストも小さくなることが見込めるため、薄毛は気づいたときに病院へ行くのがおススメです

前頭部のハゲが気になる方や不安な方は、ぜひ専門クリニックで医師に相談してみてくださいね。

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