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【医師監修】その薄毛AGAかも?40代で薄毛が進む原因と対策法を解説

「40代に入ってから薄毛が気になり始めた」

「おでこが広くなった気がする…」

このように40代に入ってから薄毛が気になり始めたり、おでこが広くなったりなど頭髪に悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

40代に入ってから薄毛が気になる場合は、AGA(男性型脱毛症)の可能性が考えられます。不安に思う方もいるかもしれませんが、AGAは内服薬や外用薬で治療が可能です。しかし、進行しすぎた状態で治療をはじめても効果を実感できない恐れがあるため、薄毛が気になり始めた時点で治療を開始するのがおすすめです。

本記事では、40代で薄毛が進行する原因と解決策を解説します。薄毛の前兆も紹介するので、頭髪に悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。

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自由診療治療につきましては健康保険などの公的医療保険が全く使えないため、治療費が高くなります。
また一部の自由診療については医療費控除の対象となる診療もございますがAGA治療においては容姿を美化し、容ぼうを変えるなどの目的要素が強いため医療費控除の対象外になります。

参考:確定申告の基礎知識(freee医療費控除ヘルプ)より

この記事の監修者

青山メディカルクリニック
院長 松澤 宗範

URL:https://amclinic.tokyo/

■診療科:再生医療、形成外科、美容外科、美容皮膚科

■経歴
2014年 近畿大学医学部 卒業
2014年 慶應義塾大学病院初期研修
2016年 慶應義塾大学病院形成外科入局
2016年 佐野厚生総合病院形成外科
2017年 横浜市立市民病院形成外科
2018年 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科
2019年 銀座美容外科クリニック 新宿院院長
2020年 青山メディカルクリニック院長

■資格・所属学会
・国際抗老化再生医療学会
・日本抗加齢医学会
・日本形成外科学会
・日本性機能学会
・日本アンチエイジング外科学会
・日本細胞外小胞学会​
・日本がん免疫学会
・日本免疫治療学会
・日本NKT細胞標的治療研究会​
・点滴療法研究会
・遅延型フードアレルギーと過敏症研究会
・日本コロイドヨード研究会
・日本医学脱毛学会

この記事でわかること!

40代から進行する薄毛の特徴 

近年では薄毛症状を「AGA(男性型脱毛症)」と称されることが多い傾向がありますが、「壮年性脱毛症」といった言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

「壮年性脱毛症」は通称若ハゲを指し、20代などの若者に発症する薄毛です。そのため、40代で薄毛が進行している場合は、AGAの可能性が高いと考えられます。

AGAは前頭部や頭頂部の毛髪が細くなったり、抜け毛が増えたりするのが特徴です。最終的には全体的に頭髪量が減り、生え際や頭頂部の頭皮が透けて見える可能性もあります。

「加齢とともに髪のボリュームが減るのは当然」と考える方もいますが、AGAは放置してしまうと、症状が進む一方です。進行してから治療を行っても手遅れなケースが多いため、薄毛が気になり始めたら早急に治療を始めることが大切です。

40代薄毛の原因|AGAの可能性あり

前述したとおり、40代で引き起こされる薄毛は、AGAの可能性が考えられます。内服薬や外用薬での治療は効果的ですが、治療を始める前に薄毛の原因を突き止めるのが大切です。

ここからはAGAの原因を5つ紹介します。

AGA、FAGAのを発症している 

AGAは男性ホルモンの影響によって引き起こされます。男性の身体からは「テストステロン」という男性ホルモンが分泌されています。テストステロンは、男らしい身体を作ったり、しっかりとした骨を形成したりするために必須のホルモンです。

しかし、このテストステロンが「5αリダクターゼ」といった酵素の働きによって「テジヒドロテストステロン(DHT)」という別の男性ホルモンに変換されます。DHTは精子の形成や子どもの生殖器成長など重要な役割を持っている一方、抜け毛を引き起こす原因も持っています。

さらにDHTが、男性ホルモンレセプター(受容体)と結合することによって、抜け毛の原因である「脱毛因子TGF-β」を増加させます。このTGF-βがさまざまな脱毛因子に伝達し、髪の毛が抜けるよう司令を出すと、AGAが発症するのです。

一方、FAGAの場合は、毛乳頭にあるレセプターが、DHTと結合すると薄毛が引き起こされます。女性の身体にもテストステロンは存在しますが、変化しなければ薄毛を引き起こすことはありません。

AGAは20代といった若い年齢でも引き起こされるケースは多くありますが、FAGAは40代以降に発症するのが特徴です。

薄毛になりやすい遺伝体質 

AGAを発症するか否かは、以下が大きく関係しています。

・5αリダクターゼの活性度
・男性ホルモンレセプターの感受性

5αリダクターゼは、優性遺伝のため、両親のどちらかが持っていれば子どもにも遺伝します。また母親側に男性ホルモンレセプターの感受性が強い方がいると、隔世遺伝によって感受性が受け継がれるケースもあります。

このように、AGAを発症する遺伝子はありますが、必ずしも遺伝するわけではありません。両親が薄毛でも、全く発症しなかったり、兄弟1人だけ発症したりなど人によって異なります。

過度のストレス 

はっきりとしたエビデンスはありませんが、過度なストレスも薄毛や抜け毛を引き起こす原因と考えられます。日々の生活でストレスを受け続けると、自律神経が崩れ、ホルモンバランスも乱れてしまいます

男性のホルモンバランスが乱れると起こるのが、皮脂の分泌量の増加です。皮脂の分泌量が増えること、頭皮の毛穴が詰まりやすくなり、頭皮環境が悪化して抜け毛が増えることに。さらにストレスは血管を収縮させる作用があり、思うように頭皮へ栄養を届けられないといった事態も生じます。

生活習慣の乱れ 

偏った食生活や睡眠不足などの生活習慣の乱れは、健やかな頭皮や毛髪を育む妨げになるといわれています。

コンビニ弁当やカップ麺など脂質が多い食事を頻繁に摂っていると、髪に栄養が行き渡らず、細く抜けやすい髪になります。毛髪を作るためには、タンパク質や亜鉛が欠かせません。そのため、タンパク質やビタミンなどを意識した、バランスの整った食事を心がけることが大切です。

また睡眠不足にも注意しましょう。髪の毛は睡眠中に成長するため、最低6時間は睡眠を取るのがおすすめです。

皮膚や免疫の疾病 

薄毛や抜け毛の症状は、AGAだけでなく「脂漏性皮膚炎」の可能性も考えられます。脂漏性皮膚炎とは、かゆみや赤み、フケなどが生じる病気です。かゆみによって頭皮を掻きむしることで、抜け毛が増えてしまうことに。

AGAとの大きな違いは、脂漏性皮膚炎であれば再度毛が生えてるといった点です。脂漏性皮膚炎によって薄毛になってしまっても、炎症が治れば再度毛が生えてきます。

薄毛とともに、かゆみや赤みが見られた場合は、AGAの前に脂漏性皮膚炎を疑いましょう。

【6つの症状】40代薄毛の前兆

薄毛はいきなり頭髪が薄くなってしまうのではなく、前兆が見られます。前兆が出た段階で治療を受けると、薄毛を悪化させずに済むため、頭皮の状態はよく観察しておきましょう。

これから薄毛の前兆を6つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

抜け毛が以前より増えた 

薄毛の前兆として、抜け毛が増えるといった症状が挙げられます。健康な方でも1日50〜100本程度の抜け毛が生じるものです。しかし、薄毛が進行していると抜け毛の本数が増加します。

抜け毛の本数を数えるのは難しいですが、シャンプーや枕、ブラッシングする際にどのくらい抜けているかをチェックしてみましょう。

ヘアセットがしづらくなった

薄毛が進行すると、抜け毛だけでなく、髪がやせ細ってしまいます。そのため今まで上手くいっていたヘアセットが上手く行かなくなる可能性があります。整髪料の重みで髪がぺたんとしてしまったり、髪が細くボリュームが出なかったりするため、違いに気づきやすいでしょう。

できるだけ早く薄毛に気づくために、ヘアセットの際も頭髪をよく観察しておくのがおすすめです。

おでこが以前より広がった

男性の薄毛で多く見られる症状の1つに、おでこの後退が挙げられます。以前よりもおでこが広くなったり、生え際が剃り込みのように後退していたりする場合は、薄毛が進行する可能性が高いと考えられます。

自分でおでこの後退をチェックするのは難しい方は、中指・薬指・小指の3本を眉上に当ててみてください。指の幅よりもおでこが広い場合は、注意が必要です。

頭皮が見えやすくなった

毛髪が細くなったり、抜け毛が増えたりすることで、頭皮が透けて見えやすい状態になります。特に薄毛が進行していると、頭頂部(つむじ)周辺の頭皮が見えやすくなるのが特徴です。

頭頂部は正面から見えないため、なかなか自分では気づかない部分です。そのため、手鏡やスマホなどを使ってチェックするのがおすすめです。頭皮が透けて見える以外にも、毛の流れがはっきりしなかったり、ほかの部分よりも毛が細かったりする場合も薄毛を疑いましょう。

フケや痒みが増えた

頭皮に痒みやフケが生じる場合は、頭皮環境が悪化している可能性が考えられるでしょう。頭皮環境が悪化すると、AGAや脂漏性皮膚炎を引き起こす恐れがあります。

フケや痒みが増える原因は、以下が考えられます。

  • シャンプーの洗い残し
  • 紫外線
  • アレルギー
  • 乾燥
  • 紫外線

思い当たる原因がある場合は、早急に改善しましょう。放置しておくと薄毛が進行して手遅れになる恐れもあるため、注意してください。

頭皮が硬くなった

血行不良で頭皮が固くなっている場合も、薄毛を引き起こす原因になります。毛髪は血液によって運ばれてくる栄養やホルモンによって成長しています。そのため、頭皮の血流が滞ってしまうと髪に栄養素が運ばれず、細い毛や抜け毛を引き起こすことに。

頭皮の硬さをチェックする際は、両手で頭を包み込み、指を前後左右に動かしましょう。頭皮がスムーズに動かない場合は、血行不良で頭皮が固まっている可能性が高いと考えられます。

AGAの進行度をチェック!ハゲ方の特徴

AGAの禿げ方には特徴があります。主にM字・O字・U字の3つに分けられ、それぞれ進行の仕方が異なります。

  • M字タイプ

M字タイプは、生え際が後退する際、正面から見ると「M字」に見えるタイプです。左右を剃り込んでいるかのように見えるのも特徴で、AGAでも多いタイプといわれています

髪をかきあげたり、濡れている際でないと症状に気づきづらいため、治療が遅れてしまうケースも少なくありません。また若い方にも良く見られる症状の1つです。

  • O字タイプ

O字タイプは、頭頂部(つむじ)に見られる薄毛のタイプです。頭頂部から徐々に薄毛が広がり、最終的には前頭部に到達します。

頭頂部の薄毛は正面から見ても気づきづらいため「思わぬうちに進行していた」といったケースも多く見られます。薄毛の進行を防止するためにも、手鏡やスマホでチェックしたり、スタイリングやシャンプーの際に得られるサインを見逃さないようにしましょう。

  • U字タイプ

U字タイプは、左右の剃り込みのようなM字と頭頂部の薄毛が特徴のO型が進行した状態を指します。3つのタイプのなかでも特に薄毛が進行しており、改善するためには長期間治療する必要があります

このように薄毛にはいくつかのタイプがあります。M字やO字であれば早い段階で治療をはじめれば進行を防げますが、U字を発症してしまうと改善は難しくなってしまいます。

薄毛の進行を防ぐためにも、日々の頭皮や毛髪のチェックを怠らないようにしましょう。

40代の薄毛対策|気をつけたい4つの習慣

AGAは遺伝子だけでなく、生活習慣も大きく影響します。不摂生な生活を繰り返していると薄毛を引き起こす可能性が高くなってしまうため、注意しましょう。

ここからは、40代から気をつけたい4つの習慣について紹介します。

栄養バランスのよい食事

薄毛や抜け毛を防止するために、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。特に健やかな毛髪を育むために、以下の栄養素を積極的に取り入れるのがおすすめです。

  • タンパク質
  • 亜鉛
  • ビタミン全般

毛髪はタンパク質の一種であるケラチンから生成されています。そのため、食事からタンパク質を取り入れるのは非常に大切です。食事だけでタンパク質を摂取するのは難しい場合は、プロテインを取り入れるのがおすすめです。

亜鉛にはAGAを発症する「5α-リダクターゼ」の働きを阻害する作用があるといわれています。ほかにもビタミンは、頭皮の皮脂量を調整したり、酸化から守ったりする働きがあるため、積極的に取り入れましょう。

また上記で紹介した成分だけを取り入れるのではなく、さまざまな栄養素をバランスよく摂取するのが大切です。

質の高い睡眠をとる

髪の毛は睡眠中に成長するため、十分な睡眠時間を確保しましょう。睡眠時間は、最低でも6時間確保するのがおすすめです。

また朝日を浴びる習慣を身に付けたり、就寝前はスマホを見ないようにしたりすると寝付きを良くして、睡眠の質を上げられます。ほかにも睡眠の質を上げる方法はあるため、自分に合ったものを見つけましょう。

適度な運動

適度な運動でストレスを発散させるのも薄毛を防ぐ1つの方法です。ストレスがかかった状態が続くと交感神経が優位な状態が続き、心身ともにリラックスできなくなります。ストレスは頭皮環境を悪化させる原因になるため、体を動かしてストレスを発散させましょう

頭皮への刺激を軽減

シャンプーやトリートメントによる頭皮の刺激にも注意しましょう。気をつけたい成分は「カチオン界面活性剤」です。静電気を抑えてまとまりのある髪にする効果がありますが、頭皮にとっては刺激となる場合があります。薄毛が気になるときは、カチオン界面活性剤が含まれていないトリートメントを選びましょう。

また、洗浄力が強すぎるシャンプーも頭皮に刺激をあたえてしまう可能性があります。シャンプーやトリートメント選びで迷ったときは医師監修のアイテムを選んだり、AGA専門のクリニックなどで相談したりするのがおすすめです。

薄毛でよくある質問

ここからは、薄毛に関するよくある質問を紹介します。

帽子を被ると薄毛になりやすい?

「帽子を被ると薄毛になる」と聞いたことがある方もいるでしょう。しかし、帽子が薄毛を引き起こす直接的な原因になるケースはないと考えられています。

ただし、帽子を被ると頭皮が蒸れたり、締め付けにより血行不良が生じたりなど頭皮環境が悪化する恐れがあります。そのため帽子を被る際は、長時間の着用は避け、頭皮を清潔に保つよう心がけましょう。

スタイリング剤をつけると薄毛になる?

スタイリング剤が頭皮に付着すると、毛穴が詰まり、頭皮環境の悪化を招く恐れがあります。さらにスタイリング剤が付いた髪や頭皮は、不潔な状態になりやすいため、1日の終りには綺麗に洗い流すようにしましょう。

また皮膚が弱い方は、界面活性剤の配合が少ないスタイリング剤や天然由来成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。

まとめ

40代で引き起こされる薄毛は、AGAの可能性が考えられます。「加齢による影響だから問題ない」と判断せずに、医療機関を受診しましょう。AGAは早い段階で治療をはじめることで進行を遅らせることが可能です。また治療と平行しながら本記事で紹介した薄毛対策を行うとより効果的です。

最近では、オンライン受診できるクリニックも増えているため、忙しい方でもAGA治療を受けられます。薄毛が気になる方は、お近くのクリニックで診察を受けてみてはいかがでしょうか?

 

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